今年最後の

2003年8月24日

花火、見てきました〜!

近所の河川敷ぜ〜んぶがお祭り会場の、かなり大規模な花火大会。
見渡す限り、人人人・・・
何千人いたんだろ? え、何万人?

屋台だって、何店出てたんだろ? 
100はあったよなー

しっかし

一緒に行こうと決めてた友達がドタキャンだよ〜 どうよ、それ!

「うちで見ない?」って、アンタ、
私にとって花火を見るとゆーことは、そんなちゅーーーとはんぱな事じゃ納得いかんのよ。

建物の間からチラッと見えて、音も遅れて聞こえてくるような花火なんて見ないほうがマシ。

疲れてたらしいけど、それは仕方ない。
でもだったら、早めに連絡して欲しかったわ。
1時間前になって、しかも私からメールするまで音沙汰無しでいきなり言われても。

へこんだわ。

しかーーし!

9歳も年下に、小さなことで腹を立てたってしゃあないわ。人生経験の差だと思って、笑って流しましょうね。

それに、私は1人で花火を見に行くことにさほど抵抗はないし。

という事で

途中でお茶とたこ焼きを調達して、いそいそと会場へ向かったのでした。

だだっ広〜い河川敷はすでにもんのすごい数の人で土手から見下ろすとかなり壮観。
でも、気持ちいい風が吹いてて、おかげで圧迫感が無かった。

ひとしきり屋台を冷やかして回ったころ、カウントダウンに続いて最初の花火が打ち上がった。何もさえぎるものがない夜空に、色とりどりの花が咲く。

芝生の上に腰を下ろして、見上げる。
シュッ

ヒュルルルルルルルルルル・・・・・
ドンッ!!!!


開いた花火はもちろんきれいだけど

私は、点火装置からものすごい勢いで夜空高く打ち上がる、開く前の玉(?)を見るのが好き!ゾクゾクする。

種類によって、尾の引き方や色が全然違う。

螺旋を描くもの、赤や緑の玉が小さく光るもの、音だけ聞こえて全く見えないものなど・・・

今日、一番惹きつけられたのは
玉の部分が真っ赤でロケットのようにとがって見えて、その下に金色の尾を引いてるんだけどそれがラメのようにキラキラ光っていたやつ。

開いた花火も、すごく綺麗だった・・・

あの、まっすぐに空へ向かって行くさまを見て
「勢い」というものを思った。

たった一つの目標に向かって突き進む勢い。
そんな物や人を見ていると、胸がすく思いがする。ときどき、涙も出てくる。

エネルギーを1つに集中させ、周りは一切気にしない。言い訳しないから、潔い。

7000発の花火に、花火師さんの思いが乗るはず。愛情に近いんじゃないかなぁ。

日本の花火は芸術だと思う。
開いた時の色・形・タイミングを計算して、一番美しい状態に仕上げるのは至難の業だろう。

低い位置から順に上がって、一番高いところで仕上げの花火が開いた時なんか、一幅の絵を見ているかのようにそりゃあ見事だったよ!!

私も花火になって、愛情いっぱいに花火師さんに打ち上げてもらいたいと思ったほどだ(?)

フィナーレ、夜空が金色に染まった。

飲み込まれるかと思うほどの、音と光の爆発。

大きな拍手と歓声で、我に返った。

あぁ・・・来て良かった。
いつかあの人を連れてこよう。
春、一緒に桜を見てくれた、私と感性が良く似たあの人を。


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