考えろ!いや考えるな!・・・・明日はどっちだ
2003年11月16日昨日、調子が悪くて1日中寝ていた相棒も、
今日はずっと元気になった。
ので
午後から「マトリックス レボリューションズ」を見に行った。
んで
相棒はそのまま京都駅から福岡に帰っていった。
大事な会社のノートパソコンを忘れたまま。
やっぱりまだ、本調子じゃないのね。
「マトリックス」は面白かった!
CG技術の最先端を見せつけられた感じ。
ストーリーは単純といえば単純、でも台詞の一つ一つを掘り下げると果てしないよ。
1作目から3作目までを、ノベルズで一気に読んでみたいな。出てるかな?
それよりもね・・・
映画の前にお茶したんだけど、その時に思いもよらずディープな話の展開になって。
私たち夫婦には、子供がいないの。
オマケに今は相棒が単身赴任で、それももう4年目。ますます子供ができにくい・・・というか、私は欲しくないのだ。
子供を生む・生まないという選択ができる時代にあって、本当に人それぞれの理由で子供を持たないことを選ぶ夫婦はどこにでもいる。
(あぁ、マトリックスのキーワードも「選択」だったなぁ・・・)
他人と比べることでもないし、ましてや良い・悪いと決め付ける必要も無いことなので、世の中の雑音は私にとって右から左に抜けていくだけ。
んがしかし。
相棒と私の間で、長い間このことに関してはズレがあった。
なんだかんだ言っても、彼は子供が欲しかったんだよね。
今まで、何度も何度も2人で話し合ったけど、結局私は仕事や家庭環境を理由に、どうしても子作りに積極的になれなかった。
そして・・・・
私の心の奥底の声は、ずっとこう囁いていた。
「この人の子供は、欲しくない・・・」
我ながらむちゃくちゃだなと思う。結婚相手の子供が欲しくないってどうよねぇ。
いや、正確には欲しい時もあったよ。名前も真剣に考えたりして。
でも、何と言うか、
本能的な部分で、私は相棒のDNAを拒否している。私の子宮が彼を選べないのだ。
私にとって相棒は、たった一人のかけがえの無い存在だ。彼と出会えて、私は初めて自分らしい自分に生まれ変わった。
けれども「子供を産む」ということは、私の中で、どうしても別問題になってしまうのだった・・・。
長い間、悩んだ。
私はどこかおかしいんじゃないかと。
そして今日、私が子供を産みたくなかった本当の理由を、ついに初めて相棒に伝えた。
当たり前だけど、彼は思いっきり凹んでいた。
ごめんね・・本当に。
私は、もう何年も前にこの自分の事実に気がついていたけど、相棒には言わないで置こうと思っていた。
傷つけるだけだから・・・。
でも、言ってしまった。
その時が来ただけなのかもしれない。
このことだけじゃなくて、最近の私たちはしっくりいかないことが多くなってきたなぁ。
1人で暮らすことに、慣れすぎてしまったかなぁ。
これから、
どうなるんだろ 私たち・・・・。
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