突然の訪問者×2
2003年11月21日今月は過密スケジュール
今日から来週月曜まで、またまた東京だぁ。
今日は朝から午後2時過ぎまで仕事をこなし、
その足で伊丹空港へ。
ぴょ〜んとひとっ飛びで羽田に着いて
すぐ師匠の元へ。お稽古っす。
終わるのが夜10時過ぎ・・・
実家に帰って寝るのが1時過ぎちゃう。
そんな慌しい1日に、予想外の訪問者2人。
1人目は、ランチタイム。
頼んだ料理が出てくるのを待っていた私のところへ、1人のおばさんがつつーっと近付いてきた。
「おねえちゃん、今度な、まじめーな人ばっかりでな、こんな集まりがあんねん。」
テーブルの上に無造作に置かれたのは、なにやら化粧品のパンフレットだった。
こんな時私は、
時と場合を選んだ上で、非常に冷酷な人間になることができる。
今がその時。
「結構です。」
尚も説明を続けようとするおばさんの口調をバッサリ遮って、真正面から言い放った。
おばさんは出鼻を挫かれ、「あ、結構です?」とオウム返しに繰り返して去っていった。
忙しい仕事の合間を縫って、ひと時のランチタイム。そんな「ほっこりモード」でいることもお構いなしに、何なんだこの人は。
見ているとあろうことか、そのおばさんは店内をくまなく回りサラリーマンや家族連れにことごとく声をかけている。
手にはなにやら四角い箱が・・・化粧品だろう。
当然だがにべもなく断られている。でも、サラリーマン風の優しそうなおじさんが、下手に話を聞いてしまい食い下がられている。
実態を知った店長が注意してやっと席に着いたけど、落ち着きなくタバコをふかして仏頂面だ。
私は思う・・・。
このおばさんが、こんなことをするに至るまでの経緯を。
いったい何が、ここまでさせるのか。
やはり、金か。
そして先日、親友のひーさんと話したことを思い出した。
「私たちってさぁ、幸か不幸かお金が人生の基準にはならないよね。」
そう。
もしお金が無いなら無いで、それなりの生活をするよねっていう話だった。
でもこのおばさんは、その対極にいるのだろう。お金では買えない「品性」を手放して。
2人目は、ティータイム。
東京に着き、少し時間があったのでお茶してた時・・・。
携帯に目を落としていたら、不意に声をかけられた。
「あの、○○さん(私の本名)ですか?」
「はいっ!そうです。」
びっくりして顔を上げると、そこには毛糸の帽子をかぶった二十歳くらいのかわいい女の子が。大きな目をくりくりっとさせている。
「遅れちゃってスミマセン、小林です。」
あまりに突然のことに動揺した私は
ありもしない約束を一生懸命思い出そうとし、目の前にいる女の子が誰なのか、記憶のファイルを懸命に調べ始めた。
その様子で彼女はすぐ間違いに気づいた。
「あ、スミマセン、間違えました・・・」
「人違いみたいですね。でも、私も偶然○○って言うんですよ。」
恥ずかしそうに慌てて去っていった彼女、後でふと見たらちゃんともう1人の○○さんと会えたようだった。
こんなことって、あるんだな〜。
声をかけてきた時の、彼女の笑顔がすごく自然で可愛かった。
間違いだったけど、良いもの見せてもらった♪
「いつもの予定」をこなした1日だったけど
一寸先は闇というか・・・
ほんと、毎日は面白いね!
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秘密はまた後日書かせて頂きます〜
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