ティダ(陽)はまた昇る
2004年1月10日毎日が、
妙にゆっくり過ぎていくような気がする。
私にしては珍しいな
今までは、意味もなくバタバタして「忙しい〜!」と思うことが多かったのに。
今日は友達と飲茶バイキングランチに行った♪
飲茶に目が無い私、ところが悲しいかな本場香港の味を知り尽くしてしまった今、大阪で安くてウマイ飲茶にめぐり会える事が本当に少ないのだ・・・(泣)
そりゃあ福臨門なんかは別よ。
お金出せば美味しい飲茶が腹いっぱい食べれるけどさぁ・・・やっぱり飲茶は庶民的な価格じゃなくっちゃ。(←ビンボー人のひがみ)
ふっ。
でも、許しちゃう。
実はね、今月末に香港に行くんだもの〜っ!!
今年に入ってこんなに早く行けるとは思わなかった。
でも、ちょっとね、問題もあってね。
父ちゃんと母ちゃんを、お連れしなきゃいけないのよ・・・・(落)
誰かと一緒に香港に行くなんて、ここんとこ全然なかったし。何より1人で飛び回れないストレスにどこまで耐えられるか不明よ。
まあ、飲茶は人数が多いほど楽しいし♪
友達に会えるのも嬉しいから良しとしよっと!
2時間ほどかけてゆっくり食べながら、お互いに近況報告。
私の重たい話も、彼女は思いやりを持って静かに聞いてくれた。自分の気持ちに共鳴してくれる人と一緒にいるって、なんて安らげるんだろう。ありがたいな。
すっかりお腹も膨れて、
特に用も無くブラブラしていたら、コムサのバーゲン会場に遭遇。
買うつもりは全然無くて、変ちくりんなデザインの帽子を代わる代わるかぶって大笑いしていたら、ミョーに似合うのが1つあった。
タイミング良く通りかかった店員のおにいちゃんに、「うわぁ〜、すごく似合ってますね。」
などと言われ速攻その気になって購入。
仕事が早いのが私の自慢よ。(謎)
結構気に入っちゃって、そのままかぶって帰りました。今度会う時に見てね〜!(誰?)
それから早めに家に帰って一息ついていたら、M嬢からメールが。
「私の鍼治療日記、一緒に見ませんか?」
彼女は肩こりがひどくて先生のところに行くようになったんだけど、鍼を打たれて心と体の両方が劇的に変わると言う、思いも寄らぬ経験をした人だ。
嬉しいお誘いにいそいそと支度をして、すぐ近くに住む彼女を車で迎えに行った。
それから、ファミレスで4時間話しっぱなし!
先生は鍼灸師だったから、体の具合が悪い人をたくさん治してきた
当たり前のことだけど、「○○鍼灸院」という看板も掲げていた
んが しかし。
その看板は”表看板”であって、実はもう1つ”裏看板”があったのよね〜!
M嬢の場合も、最初は肩こりがひどくて我慢できなくなり治してもらいたいだけだったのに、それだけじゃ済まなかった・・・
と言うか、その先が本当の治療だった。
その瞬間、彼女にとって鍼灸院の看板はくるっと裏向きに変わったのだった。(怖っ!)
先生は治療の時、患者の心を診ていた。だからその人が抱えている問題を口に出さなくても、見事な正確さで答えることができた。
ううむ。
人によってはブキミな話かも。
そうそう、だから先生は誰にでも”裏看板”を使っていたわけじゃない。
自分の心や魂を見つめる準備ができていない人には、鍼を打って病を取り除いたら「はい、卒業!もう来なくても大丈夫ですよ」とフツーの診療をしていたっけ。
第一、鍼打ちに行ったのにいきなり「魂の波動がな」なんて言われたら思いっきり引くよね。
ところが
M嬢も私も、初日から”裏看板”ばっかり。
先生は、語り出すと熱かった〜!
M嬢の鍼日記はその一言一句正確に書いてあって、まるで先生がすぐとなりでしゃべっているような気がしたくらいよ〜。
一見、複雑で訳がわからなさそうなことも、先生は絶妙なボケツッコミ(一人二役!)を入れながら話すからおかしくて!
思い出しながら2人で大笑いしちゃった。
ああ・・・
何だかやっと、本当に心から笑えたみたい。
その日記の中にあった、先生の言葉。
「愛情はな、繋がってんねや、わかるか?生も死も超えてな。」
いやもう、参りました。
今なら痛いほどわかりますもん。
M嬢を家まで送った帰り道
心に暖かい明かりが灯っている事に気付いた。
これは・・・私の宝物。
もしこれから、真っ暗闇の道を歩かなければならない時が来たとしても
この明かりは消えることなく
私の足元を照らし続けてくれるのだから。
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