今年もまた、精進あるのみさぁ!!
2004年1月19日金曜日から東京出張でした。
今日 帰って来ました。
ふう。
行きの飛行機、金曜夕方の伊丹→羽田便。
このフライトは殆どがサラリーマンのスーツ姿で埋め尽くされるの。
9割近いんじゃないかなぁ。
その中に、私服の男性や子連れのお母さんがほんとにチラホラ。
私みたいに遊びに行くんだか仕事に行くんだか判断しにくいメンツが極少数ね。
そしてこの日もほぼ満席状態だった。
ところがね、
窓際2列の席に座った私の隣が、空席だったのよ。こんなことって去年は無かった。毎月1回行ってるから12往復してるのによ。
シートベルト着用を促しに来たフライトアテンダントさんにも「めったにないですね」なんて笑顔で言われたりして。
ゆっくりと滑走路に向かう外の景色を眺めながら、空いている隣の席をチラと思う。
どんな人が乗るはずだったんだろな。
急用でキャンセルかな。
すると ふと先生を思い出した
「・・・・一緒に東京に行きますか。」
くくくっ。
我ながら全く感傷的な発想だわ!
でもまあ、
それだけ私にとって大事な人だったんだよね。
東京のお稽古とお仕事は、いつも通り。
師匠や兄弟弟子や生徒さん方に今年初めて会ったので、「今年も宜しく!」の挨拶を心を込めて繰り返した。
実家に行くと父ちゃん・母ちゃんもつつがなく暮らしていた。
香港行きが目の前(29日出発)なんで、ウキウキ気分で可愛かった。
そんなこんなだったけど土曜日、
東京では雪がちらついて相当冷え込んだの。
何となく喉がいがらっぽくなって、”・・・これって?”と思っていたら
案の定日曜には熱が出てきちゃいました。
風邪で熱が出たのは、本当に久しぶり。
相棒が単身赴任になる前から、風邪で寝込むことが無かったからきっと5年ぶり以上だ。
この日、夜からお稽古だったけれど兄弟弟子と一緒にご飯を食べているうちに節々が痛くなってきた。
多少の熱くらいなら、お稽古で治った事が何度もあったから今回も大丈夫かなと思っていたけど、体が「カンベンしてくれ〜!」と泣いていた。
そうかそうか。
やっぱり、いろいろ辛かったんだねぇ。
ということで、師匠に詫びを入れて(笑!!)家に帰ったよ〜ん。
現金なことに、帰って父ちゃん母ちゃんの顔を見たら熱がスーッと引いたけどこれで油断してはダメダメよ。
ポカリスエットのボトルとタオルを枕元に置いて、早々に布団に潜り込みました。
その夜
朝までに2度、汗びっしょりになって目が覚めた。熱がどんどん下がっていく。
トイレ行ってポカリで水分補給して下着替えて・・・。また眠りにつく。
そうしたら、朝までに3回
先生が夢に出てきたよ。
1度目は、真正面から向かい合って私に何かを訥々と語ってくれ
2度目は私が必死に「せんせ〜い!せんせ〜い!!」って呼んでる声も聞こえていないみたいに、赤いダッフルコート着たまま苦しむ子供の治療をしていた。
そして3度目は・・・
残念ながら上手く文章にできないのよ!
1番長くて複雑で、ストーリー性ほとんど無しで文字にしても私以外の人には「何のこっちゃ」でつまらなそう。
でも、そうは言ってもここまでふられて何にも書かないじゃあ失礼なので、大まかに表現するとね・・・
治療してもらったのよ。
ものすごくキョーレツな方法で。
(↑想像力を最大限に駆使して下され♪)
突然先生と別れなければならなかったあの日から、私はずっと声が聞きたかった。
だから夢に出てきて欲しいと思っていたのに、今まではかすりもしなかった。
けどやっぱり
そこは鍼灸師ですね。
出てくるポイントがはっきりし過ぎ!
夢で聞いた先生の声、
「かまへん!」
「絶対治しちゃる!」
「う〜ん、こいつがなぁ・・判らんねん。」
などなど。
目が覚めても、頭はボーッとしたままだった。
でも 最初に浮かんだ台詞は
先生に治療していただいた後、数え切れないほど何度も繰り返した言葉
「ありがとうございました」
お陰で今日は、咳が残るものの熱はすっかり下がりました♪
気の持ちようと言ったらそれまでだけど、何だかむちゃくちゃ安心した私。
はぁ〜・・これはもうすでに
「怪しい新興宗教」と同じか。
ブルブルブル。
帰りの飛行機、今日午後3時半。
これもいつものフライトだけど乗車率は8割くらいで結構いっぱいだったなぁ。
今日の天気はそこそこ雲が出ていたけど、上空に上がってしまうと紺碧の空が眩しいほど。
窓際に座った私は、離陸直後から富士山を楽しみにしていた。
あっという間に江ノ島を見下ろす。
機体はまだまだ上昇中だ。
箱根の山が黒々と見えると、もうその先には富士五湖がきらめいている。
そして・・・・
見えてきたぁ〜 富士山!!!
雪をかぶり、”大沢崩れ”も生々しい。
良く見ると頂上では西の風が強く吹きつけ、雪煙が舞っている。
綺麗だなぁ・・・
思わず合掌(←ええ、わたしゃあオバサンよ)
そう言えば前回富士山を見たのは、元旦の夕方だ。
相棒と一緒に東京に向かう飛行機の窓から、今まさに陽が落ちようとしている時だった。
黄昏に黒く沈んでゆく姿が、美しくも物悲しかった。
ちょうどその頃、先生は家族や親戚と祝いの宴を囲んでいた。
そして その数時間後に
旅立って行ったんだな。
ああ いかんいかん
泣けてきた。
まーだ泣くか! しつこいなー 私も。
こんなに感傷的だったのは
隣の席が、帰りもまた空席だったせいだよ。
今日 帰って来ました。
ふう。
行きの飛行機、金曜夕方の伊丹→羽田便。
このフライトは殆どがサラリーマンのスーツ姿で埋め尽くされるの。
9割近いんじゃないかなぁ。
その中に、私服の男性や子連れのお母さんがほんとにチラホラ。
私みたいに遊びに行くんだか仕事に行くんだか判断しにくいメンツが極少数ね。
そしてこの日もほぼ満席状態だった。
ところがね、
窓際2列の席に座った私の隣が、空席だったのよ。こんなことって去年は無かった。毎月1回行ってるから12往復してるのによ。
シートベルト着用を促しに来たフライトアテンダントさんにも「めったにないですね」なんて笑顔で言われたりして。
ゆっくりと滑走路に向かう外の景色を眺めながら、空いている隣の席をチラと思う。
どんな人が乗るはずだったんだろな。
急用でキャンセルかな。
すると ふと先生を思い出した
「・・・・一緒に東京に行きますか。」
くくくっ。
我ながら全く感傷的な発想だわ!
でもまあ、
それだけ私にとって大事な人だったんだよね。
東京のお稽古とお仕事は、いつも通り。
師匠や兄弟弟子や生徒さん方に今年初めて会ったので、「今年も宜しく!」の挨拶を心を込めて繰り返した。
実家に行くと父ちゃん・母ちゃんもつつがなく暮らしていた。
香港行きが目の前(29日出発)なんで、ウキウキ気分で可愛かった。
そんなこんなだったけど土曜日、
東京では雪がちらついて相当冷え込んだの。
何となく喉がいがらっぽくなって、”・・・これって?”と思っていたら
案の定日曜には熱が出てきちゃいました。
風邪で熱が出たのは、本当に久しぶり。
相棒が単身赴任になる前から、風邪で寝込むことが無かったからきっと5年ぶり以上だ。
この日、夜からお稽古だったけれど兄弟弟子と一緒にご飯を食べているうちに節々が痛くなってきた。
多少の熱くらいなら、お稽古で治った事が何度もあったから今回も大丈夫かなと思っていたけど、体が「カンベンしてくれ〜!」と泣いていた。
そうかそうか。
やっぱり、いろいろ辛かったんだねぇ。
ということで、師匠に詫びを入れて(笑!!)家に帰ったよ〜ん。
現金なことに、帰って父ちゃん母ちゃんの顔を見たら熱がスーッと引いたけどこれで油断してはダメダメよ。
ポカリスエットのボトルとタオルを枕元に置いて、早々に布団に潜り込みました。
その夜
朝までに2度、汗びっしょりになって目が覚めた。熱がどんどん下がっていく。
トイレ行ってポカリで水分補給して下着替えて・・・。また眠りにつく。
そうしたら、朝までに3回
先生が夢に出てきたよ。
1度目は、真正面から向かい合って私に何かを訥々と語ってくれ
2度目は私が必死に「せんせ〜い!せんせ〜い!!」って呼んでる声も聞こえていないみたいに、赤いダッフルコート着たまま苦しむ子供の治療をしていた。
そして3度目は・・・
残念ながら上手く文章にできないのよ!
1番長くて複雑で、ストーリー性ほとんど無しで文字にしても私以外の人には「何のこっちゃ」でつまらなそう。
でも、そうは言ってもここまでふられて何にも書かないじゃあ失礼なので、大まかに表現するとね・・・
治療してもらったのよ。
ものすごくキョーレツな方法で。
(↑想像力を最大限に駆使して下され♪)
突然先生と別れなければならなかったあの日から、私はずっと声が聞きたかった。
だから夢に出てきて欲しいと思っていたのに、今まではかすりもしなかった。
けどやっぱり
そこは鍼灸師ですね。
出てくるポイントがはっきりし過ぎ!
夢で聞いた先生の声、
「かまへん!」
「絶対治しちゃる!」
「う〜ん、こいつがなぁ・・判らんねん。」
などなど。
目が覚めても、頭はボーッとしたままだった。
でも 最初に浮かんだ台詞は
先生に治療していただいた後、数え切れないほど何度も繰り返した言葉
「ありがとうございました」
お陰で今日は、咳が残るものの熱はすっかり下がりました♪
気の持ちようと言ったらそれまでだけど、何だかむちゃくちゃ安心した私。
はぁ〜・・これはもうすでに
「怪しい新興宗教」と同じか。
ブルブルブル。
帰りの飛行機、今日午後3時半。
これもいつものフライトだけど乗車率は8割くらいで結構いっぱいだったなぁ。
今日の天気はそこそこ雲が出ていたけど、上空に上がってしまうと紺碧の空が眩しいほど。
窓際に座った私は、離陸直後から富士山を楽しみにしていた。
あっという間に江ノ島を見下ろす。
機体はまだまだ上昇中だ。
箱根の山が黒々と見えると、もうその先には富士五湖がきらめいている。
そして・・・・
見えてきたぁ〜 富士山!!!
雪をかぶり、”大沢崩れ”も生々しい。
良く見ると頂上では西の風が強く吹きつけ、雪煙が舞っている。
綺麗だなぁ・・・
思わず合掌(←ええ、わたしゃあオバサンよ)
そう言えば前回富士山を見たのは、元旦の夕方だ。
相棒と一緒に東京に向かう飛行機の窓から、今まさに陽が落ちようとしている時だった。
黄昏に黒く沈んでゆく姿が、美しくも物悲しかった。
ちょうどその頃、先生は家族や親戚と祝いの宴を囲んでいた。
そして その数時間後に
旅立って行ったんだな。
ああ いかんいかん
泣けてきた。
まーだ泣くか! しつこいなー 私も。
こんなに感傷的だったのは
隣の席が、帰りもまた空席だったせいだよ。
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