去香港玩下先!(ちょっと香港に遊びにいこう) 〜弾ける!編〜
2004年1月30日2日目の朝・・・8時前に目が覚めた。
カーテンを開けると、空はどんよりと曇っている。11階から見下ろす通りでは、仕事に向かうサラリーマンが足早に通り過ぎていく。
よおし、今日も遊ぶぞ〜! まずは朝ごはんだ。
ホテルから5分ほどのところに、行きつけのレストラン「頂好」がある。香港に来たら必ず行くので給仕のおばちゃんとも馴染みになった。
そこで、お粥や叉焼包や小龍包などのウマウマ点心をほおばる。う〜ん、これこれっ!!
2人はお粥に大感激。日本のお粥とは全然違うトロ〜リとした食感と、魚や肉などの具によって微妙に違う味付けにすっかりはまったみたい。
「あら〜!来てたの?今回はパパとママが一緒なのね〜!」
馴染みのおばちゃんが私を見つけて声を掛けてくれた♪
次々と運ばれてくる点心をきれいに平らげて、腹ごしらえ終了〜。その後は、ブラブラ買い物などをした。
ところが父ちゃん、普段あまり歩かないのですぐに足が疲れてしまう。そこでホテルで一休みすることにして、その間私と母ちゃんは全身&足ツボのマッサージに行くことにした。(父ちゃんはマッサージ嫌いらしい)
尖沙咀には何軒ものマッサージ店があるけれど、今回は3年ほど前に行ったことがある「足保健」と言うお店に行くことにした。そこは技術も値段も文句なし、スタッフがみな独学で日本語を勉強している熱心さも好きなの。
全身マッサージ30分+足ツボ30分で400ドルのコースに決定。
まずは丸い穴の開いたベッドにうつ伏せに寝て、穴から顔を出す。するとマッサージ師のおばちゃんが、背中・腕・足・頭をまんべんなくモミモミしてくれる。微妙に痛くても、体がほぐれてくると気持ちイイ!
そのあと仰向けになり、腕と足・頭・肩と首もモミモミ。30分で「ほぇ〜・・」状態に仕上がってしまう。
次に足ツボ。これはちょっと痛いよ。
おばちゃんが「ダイジョブ?」と笑う。「好痛〜(痛い)!」広東語で返す私。横を見ると母ちゃんが、まるで修行僧のように目を閉じ眉間にシワを寄せて揉まれている。
痛さにも慣れて余裕が出てくると、おしゃべりに花が咲く。こんな時私は、ここぞとばかり色んな話題を振ってプチ広東語レッスンにしちゃうのだ♪
香港の近況(トリインフルエンザやSARSなど)、芸能ニュース、流行の食べ物や映画のことなどなど・・・。もともと香港人はおしゃべり好きの人が多いからあっというまにヒマな人も加わって大盛り上がりだった。
そうしているうちに、文字通り頭のてっぺんからつま先まですっかりほぐれた。母ちゃんも「足がすごく軽くなったわ〜!」と満足顔。
ホテルに戻ると父ちゃんもすでに充電完了、良かった良かった。何しろ今日はこれからがメインイベントよ。香港人の友達マシューと一緒に、マカオに行くんだもの!
マカオは、香港から高速船に乗って1時間で行ける所。
マカオといえば・・・ポルトガル料理?ポルトガルワイン?それともやっぱり観光地巡り?
否!! 今回の目的はズバリ
ギャンブルよっ!!
法的に様々なギャンブルが認められているマカオ。この香港旅行が決まったとき、父ちゃんの最大の楽しみはマカオでギャンブラーになることだったのだ!
でも、私は行ったことがあるけれどギャンブルは未経験。マカオでも広東語が通じるとは言え、私1人では不安だったので事前にマシューに頼んで半日ガイドを依頼しておいたのだ。
そして、待ち合わせの4時。ホテルのロビーでマシューと久しぶりの再会♪・・・・って、あれ?
いつもの彼と、全然ちがーう!
明らかに「よそ行きの服」着てる!
カジュアルなんだけど、いつものヨレッとした気ままな服じゃなくてすごく小奇麗な好青年のイメージ・・・。知り合ってもう7年になるのに初めて見たよ。
「初めまして、宜しくお願いします。」
流暢な日本語で挨拶しながら、にこやかに握手の手を差し出すマシュー。緊張していた両親もすぐに打ち解けられたようだった。
さっそく尖沙咀のフェリー乗り場に向かい、4時半の便に乗る。
大型の高速船は座席がゆったりとして、乗り心地が抜群!全然揺れないから船酔いの心配もない。オマケにフェリーは24時間運航されてるから、香港に行ったら、ぜひ足を伸ばしてみてね♪
私の弟と同い年のマシューは、礼儀正しくて思いやりのある本当にいいヤツ。お互いの近況を話しながら大笑いしてるうちに、マカオに到着した。
さっそく路線バスに乗り、まずは繁華街へ。街並みは香港と似てるけど、旧ポルトガル領だったから中国と西洋が混じった感じだ。特に今は旧正月が終わったばかりなので、香港と同じくマカオでもあちこちにきらびやかな飾り付けが下がっていてとても華やかだ。
有名なセナド広場でバスを降り、腹ごしらえをしてから「セント・ポール大聖堂」まで、美しい街並みを楽しみながら歩いた。
ひとしきり写真を撮り、観光客丸出しではしゃぐ4人。ここは香港と違って、人がゆっくり歩くし街もきれいで気持ちいい。
そしていよいよタクシーに乗って「ホテル・リズボア」へ。この5ツ星ホテルに隣接するカジノは24時間営業、バカラ・ブラックジャック・ルーレットなど政府公認の全てのゲームができるのだ〜!
父ちゃんの鼻息はすでに荒く、私も初めて見るきらびやかな世界にドキドキ。荷物チェックと身体検査を受けて、ドーム型のカジノに足を踏み入れると、そこは・・・
黒山の人だかり!
どのゲーム台も人垣ができて、何をやっているのか見えないほど。いきなり圧倒されてしまった。
そうか、今日は金曜日。ギャンブル好きの香港人が押し寄せてくるんだ。
マシューはさっそく、父ちゃんを連れてお金をチップに変えたりゲームの方法を説明している。すっかり自信がついたのか、父ちゃんは「みんながいると気が散るからどっか行ってくれば?」などとのたまった。心配だったけど、あとで迎えに来る約束をして私達3人はマカオタワーに行くことにした。
マカオタワーは東京タワーより5m高い、最近の観光スポット。エレべーターで一気に61階まで上り外に出ると、360度の夜景が広がってすごく綺麗!58階では何と床がガラス張りになっている部分があって、その上に立つとまっ逆さまに下まで落ちる錯覚に捉われてむちゃくちゃ怖い。母ちゃんは腰が抜けそうになっていた。
しばらく楽しく遊んでから、父ちゃんの様子を見にカジノに戻る。私達を見つけると、席を立ってニコニコ顔でやってきた。
結果は、15000円の軍資金で1時間半遊び、最後に残ったお金が7500円。でも、最初の賭けで大当たりして600円が21000円に膨れ上がったらしい。父ちゃん、もうすぐ70歳。根っからの博打好き、エンジョイしたね〜♪良かった良かった!
それからホテルでお茶を飲んだ。この時点ですでに11時・・でもますます賑やかになっていくカジノ。何か得体の知れないパワーで満ち溢れてるよぉ〜。
そして、12時発の船で香港に戻った。ホテルに着いたのは夜中の2時近く・・・遊び過ぎです。父ちゃん母ちゃんバタンキュー。
私はマシューと2人、夜食を食べに行った。彼には今日一日、本当にお世話になった・・・ありがとう!!
↓マカオの雰囲気を味わってみてね♪
http://www.tabicom.com/macau/
カーテンを開けると、空はどんよりと曇っている。11階から見下ろす通りでは、仕事に向かうサラリーマンが足早に通り過ぎていく。
よおし、今日も遊ぶぞ〜! まずは朝ごはんだ。
ホテルから5分ほどのところに、行きつけのレストラン「頂好」がある。香港に来たら必ず行くので給仕のおばちゃんとも馴染みになった。
そこで、お粥や叉焼包や小龍包などのウマウマ点心をほおばる。う〜ん、これこれっ!!
2人はお粥に大感激。日本のお粥とは全然違うトロ〜リとした食感と、魚や肉などの具によって微妙に違う味付けにすっかりはまったみたい。
「あら〜!来てたの?今回はパパとママが一緒なのね〜!」
馴染みのおばちゃんが私を見つけて声を掛けてくれた♪
次々と運ばれてくる点心をきれいに平らげて、腹ごしらえ終了〜。その後は、ブラブラ買い物などをした。
ところが父ちゃん、普段あまり歩かないのですぐに足が疲れてしまう。そこでホテルで一休みすることにして、その間私と母ちゃんは全身&足ツボのマッサージに行くことにした。(父ちゃんはマッサージ嫌いらしい)
尖沙咀には何軒ものマッサージ店があるけれど、今回は3年ほど前に行ったことがある「足保健」と言うお店に行くことにした。そこは技術も値段も文句なし、スタッフがみな独学で日本語を勉強している熱心さも好きなの。
全身マッサージ30分+足ツボ30分で400ドルのコースに決定。
まずは丸い穴の開いたベッドにうつ伏せに寝て、穴から顔を出す。するとマッサージ師のおばちゃんが、背中・腕・足・頭をまんべんなくモミモミしてくれる。微妙に痛くても、体がほぐれてくると気持ちイイ!
そのあと仰向けになり、腕と足・頭・肩と首もモミモミ。30分で「ほぇ〜・・」状態に仕上がってしまう。
次に足ツボ。これはちょっと痛いよ。
おばちゃんが「ダイジョブ?」と笑う。「好痛〜(痛い)!」広東語で返す私。横を見ると母ちゃんが、まるで修行僧のように目を閉じ眉間にシワを寄せて揉まれている。
痛さにも慣れて余裕が出てくると、おしゃべりに花が咲く。こんな時私は、ここぞとばかり色んな話題を振ってプチ広東語レッスンにしちゃうのだ♪
香港の近況(トリインフルエンザやSARSなど)、芸能ニュース、流行の食べ物や映画のことなどなど・・・。もともと香港人はおしゃべり好きの人が多いからあっというまにヒマな人も加わって大盛り上がりだった。
そうしているうちに、文字通り頭のてっぺんからつま先まですっかりほぐれた。母ちゃんも「足がすごく軽くなったわ〜!」と満足顔。
ホテルに戻ると父ちゃんもすでに充電完了、良かった良かった。何しろ今日はこれからがメインイベントよ。香港人の友達マシューと一緒に、マカオに行くんだもの!
マカオは、香港から高速船に乗って1時間で行ける所。
マカオといえば・・・ポルトガル料理?ポルトガルワイン?それともやっぱり観光地巡り?
否!! 今回の目的はズバリ
ギャンブルよっ!!
法的に様々なギャンブルが認められているマカオ。この香港旅行が決まったとき、父ちゃんの最大の楽しみはマカオでギャンブラーになることだったのだ!
でも、私は行ったことがあるけれどギャンブルは未経験。マカオでも広東語が通じるとは言え、私1人では不安だったので事前にマシューに頼んで半日ガイドを依頼しておいたのだ。
そして、待ち合わせの4時。ホテルのロビーでマシューと久しぶりの再会♪・・・・って、あれ?
いつもの彼と、全然ちがーう!
明らかに「よそ行きの服」着てる!
カジュアルなんだけど、いつものヨレッとした気ままな服じゃなくてすごく小奇麗な好青年のイメージ・・・。知り合ってもう7年になるのに初めて見たよ。
「初めまして、宜しくお願いします。」
流暢な日本語で挨拶しながら、にこやかに握手の手を差し出すマシュー。緊張していた両親もすぐに打ち解けられたようだった。
さっそく尖沙咀のフェリー乗り場に向かい、4時半の便に乗る。
大型の高速船は座席がゆったりとして、乗り心地が抜群!全然揺れないから船酔いの心配もない。オマケにフェリーは24時間運航されてるから、香港に行ったら、ぜひ足を伸ばしてみてね♪
私の弟と同い年のマシューは、礼儀正しくて思いやりのある本当にいいヤツ。お互いの近況を話しながら大笑いしてるうちに、マカオに到着した。
さっそく路線バスに乗り、まずは繁華街へ。街並みは香港と似てるけど、旧ポルトガル領だったから中国と西洋が混じった感じだ。特に今は旧正月が終わったばかりなので、香港と同じくマカオでもあちこちにきらびやかな飾り付けが下がっていてとても華やかだ。
有名なセナド広場でバスを降り、腹ごしらえをしてから「セント・ポール大聖堂」まで、美しい街並みを楽しみながら歩いた。
ひとしきり写真を撮り、観光客丸出しではしゃぐ4人。ここは香港と違って、人がゆっくり歩くし街もきれいで気持ちいい。
そしていよいよタクシーに乗って「ホテル・リズボア」へ。この5ツ星ホテルに隣接するカジノは24時間営業、バカラ・ブラックジャック・ルーレットなど政府公認の全てのゲームができるのだ〜!
父ちゃんの鼻息はすでに荒く、私も初めて見るきらびやかな世界にドキドキ。荷物チェックと身体検査を受けて、ドーム型のカジノに足を踏み入れると、そこは・・・
黒山の人だかり!
どのゲーム台も人垣ができて、何をやっているのか見えないほど。いきなり圧倒されてしまった。
そうか、今日は金曜日。ギャンブル好きの香港人が押し寄せてくるんだ。
マシューはさっそく、父ちゃんを連れてお金をチップに変えたりゲームの方法を説明している。すっかり自信がついたのか、父ちゃんは「みんながいると気が散るからどっか行ってくれば?」などとのたまった。心配だったけど、あとで迎えに来る約束をして私達3人はマカオタワーに行くことにした。
マカオタワーは東京タワーより5m高い、最近の観光スポット。エレべーターで一気に61階まで上り外に出ると、360度の夜景が広がってすごく綺麗!58階では何と床がガラス張りになっている部分があって、その上に立つとまっ逆さまに下まで落ちる錯覚に捉われてむちゃくちゃ怖い。母ちゃんは腰が抜けそうになっていた。
しばらく楽しく遊んでから、父ちゃんの様子を見にカジノに戻る。私達を見つけると、席を立ってニコニコ顔でやってきた。
結果は、15000円の軍資金で1時間半遊び、最後に残ったお金が7500円。でも、最初の賭けで大当たりして600円が21000円に膨れ上がったらしい。父ちゃん、もうすぐ70歳。根っからの博打好き、エンジョイしたね〜♪良かった良かった!
それからホテルでお茶を飲んだ。この時点ですでに11時・・でもますます賑やかになっていくカジノ。何か得体の知れないパワーで満ち溢れてるよぉ〜。
そして、12時発の船で香港に戻った。ホテルに着いたのは夜中の2時近く・・・遊び過ぎです。父ちゃん母ちゃんバタンキュー。
私はマシューと2人、夜食を食べに行った。彼には今日一日、本当にお世話になった・・・ありがとう!!
↓マカオの雰囲気を味わってみてね♪
http://www.tabicom.com/macau/
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