風に吹かれて

2004年2月21日
昨日思いついた、”ポカポカ陽気に外で寝転んで、本を読みあさる”計画。

う〜ん 甘かった・・・


相棒が単身赴任から帰ってきた荷物が、まだダンボールのまま山積みになっている。まずこれを何とかせねば。

午前中から黙々と2人で作業。

相棒が福岡に行った最初の年に、出張続きで部屋の換気がうまくできなかったのと、引越しダンボールをズボラしてそのまま使っていたのが原因でカビが発生。

その後必死に掃除した相棒、努力が実って撲滅に成功したものの彼の服や布団からそこはかとなく怪しいかほりが漂っていた・・・。

私は匂いにはとても敏感。
で、相棒はダンボールから取り出した服を1枚1枚私の顔に押し付けてくる。
その度に作業を強制中断させられて匂いをかがされ、アウトorセーフの判断を下す私・・・麻薬犬になった気分よ。


相棒が使っていた布団をベランダに全部干した。

外は、暖かくて乾いた南風が吹いて気持ちイイ♪
こんな日は、人間も外にいなくちゃ!



「ね〜。今日はもうこのくらいにしてさぁ・・・自転車に乗ってお出かけしようよ〜ん。」

相棒もそろそろ疲れてきた頃。この提案にノリノリ〜。

私はもう何年も自転車なんて乗ってない。そこそこ高かったマウンテンバイクが自転車置き場でホコリだらけになっているのを管理人さんに見られて、「これいるの?捨ててもええか?」などと言われたくらいだ。

それを、相棒がきれいに拭いてくれ空気も入れてくれた。彼は福岡で自分の自転車(やっぱりマウンテンバイク)を買って持って帰ってきたので、念願のツーリングが実現することになった♪

久々に乗った自転車は、最初、なんだかくすぐったかった。
一気に子供の頃の身体感覚が甦る。

家の近くにはけっこう大きな川があって、その土手沿いを3駅ぶん行くと河川敷の広〜い公園に辿り着く。
ゆっくりゆっくり、1時間ほどかけて自転車をこいで行った。

2月の太陽はそろそろ傾きかけて、まるで消えかけた暖炉の火のような暖かさ。
南から強い向かい風、ペダルをこぐ足に力が入る。

土手の右側には川が流れ、岸のススキや低い潅木が風に吹かれている音が聞こえてくる。
左側には住宅街、いつもは車で走り抜けてしまう街並みを裏から見ると全く違った風景が広がっている。

こんなに近所なのに、全然知らなかった・・・

犬の散歩をする人、ジョギングする人、友達とプラプラする人・・・みんな同じ風に吹かれてる。

前を行く相棒の背中、時々振り返ってこっちを見る。

オデコ全開でうすら笑いを浮かべながら自転車をこぐ私を見て、どんな風に思ってたんだろ。



・・・今、本人に聞きました。

「なんか恨めしそうな顔してたよ。」



なんじゃそりゃあ!!!



ともかく、河川敷公園に着いたわよ。

途中で飲み物とパンとお菓子を買い込んで、ベンチに腰を下ろして青い空とカモが浮かぶ川を見ながら食べた。

う〜ん。  やっぱり外はいいね。 お外に出たがりの私です。

陽が傾いてくると一気に寒くなって、帰りは競争しながら同じ道を引き返した。こりゃあ明日は筋肉痛決定だな。

途中、大型激安店ジャ○ンに寄って、何も買わずに出た。

もうすっかり陽が暮れて、暗くなってから家に着く。
干してあった布団がつめたーくなっとりました・・・


明日は、予報ではくもりのち雨。

片付け熱が持続しているうちに、明日もせっせとやる予定です。

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