春近しと思わせる、柔らかな日差しとほんのり冷たい風。

私の可愛い観葉植物たち・・・ベンジャミーナやパキラ&プミラが続々と青い若葉を出してきて、日々大きくなってゆくその姿を見るのが楽しくて仕方ない。

手と目を掛けてあげれば応えてくれる、だからこそ愛情も湧いてくると言うもの。


さて・・・

相棒が、「このままで幸せになれるのだろうか?」と言ってきたのは金曜日のことだった。

4年間の単身赴任で離れ離れに暮らしていた私達が、また一緒に生活するようになってひと月半が経った。
たったひと月半だからまだなんとなく違和感は残っていたけれど、それなりに新たな気持ちで変化に対応してきたつもりだった。

でも・・・根底に流れるズレをいつも気にしてた。

いや、離れて住むようになるずっと前から、私達の間にはお互いが目指す人生の方向に微妙なズレがあって、それを時には誤魔化してやり過ごしたり、時には真剣にぶつかり合ったりもしてた。

そしておととい。

相棒は、ついに自分の心の声を無視できなくなったことを私に告げたのだった。



詰まるところ彼は子供が欲しかった。
いつかは親と同居したかった。

その両方をどうしても受け入れられなかった私。
そして今、相棒は自分の人生を立て直す最後の賭けに出たくなったらしい。

今までに無いほど真剣に、離婚したらどうなるかと言うことをこの2日間で話し合った私達。

ここにそれを全部は書かないけれど、私達はお互いに相手の気持ちを尊重しながら、自分の思うことやしたいことを極めて冷静に話し、聞くことができた。


そして・・・結論はまだ出していない。



相棒は、私をこれからも人生のパートナーとして一緒に歩いていくのかをもう一度自分の心に問いただす時間が欲しいと言った。

私は・・・彼が別れたいならば、そうしようと思う。

もちろん、一緒にいたいと思う。今更ながら、彼がどれだけ私のことを大切に想ってくれていたか身に沁みて判った。

だけど、私は彼の人生に何をしてあげられるだろう?
彼の思い描いていた「幸せな未来」を、今の時点で何も叶えてあげられていないではないか。そしてこれからもたぶん、子供の事と同居の事に関しては・・・難しすぎる。

「しあわせ」は、心のあり方ひとつで見えたり見えなくなったりする。

少なくとも今の相棒は、それが見えなくて苦しんでいる。自分の幸せと家族の幸せ、自分の夢と私との結婚生活を秤にかけずにいられない岐路に立っている。

昨日も今日も、私達はお互いのことを想って泣いた。

決して憎みあっているわけじゃないから、なおさら辛すぎた。




どうなるか、私達自身にも全く判らないままだ。

明日からまた新しい1週間が始まるけれど、私達はお互いに傷つけあって支えあっている。

そんな日々が、もうしばらく続くと思う。
いつまでかは、全然判らない。



そんなこんなで

突然「離婚しました」って書いても

驚かないでね〜・・・   ひ〜ん。

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